雪山デビュー
今日は、僕の住む所沢でも雪が降りましたが、
昨日、初めての雪山に登ってきました。
雪山といっても、初めてなので&一人なので、
安全に登れる山を検索。
ヤマレコという登山の記録専門のサイトがあり、
そこで探すと、ありました。
比較的低い山で、
それほど距離もなくて、
ちゃんと雪がある山。
それは、赤城山です。
名前は有名ですが、登山の山としてはあまり名前のあがらない山ではないでしょうか。
4時間程度で、登って来れて、それなりに雪もある。
あんまり雪がありすぎると、コースがわからなくなるので、
人が通った跡がしっかりあることも重要。
それらの条件を満たした山でした。
朝、8:30、所沢を出発。
遅っ! (ふつう、山ヤの人は、早出早着をモットーとしています)
10:30に赤城山麓の大沼という湖に到着。
湖は氷が張っていました。
いつもはワカサギ釣りができるようなんですが、
セシウムの影響で、今は自粛中だそうです。(どこかに書いてあった)
ちなみに、赤城山という山はそうです。
このあたりの山一帯を赤城山というようです。
八ヶ岳という山がないのと一緒ですね。
で、登るは、「駒ケ岳」「黒檜山(くろびさん)」
駒ケ岳登山口からスタート。
すこし登ると、手すり付きの階段が、雪で埋もれていました。
ここは、登山靴では滑って登れません。
そこで登場。
じゃじゃーん
アイゼンです。
雪山行くということで、職場の先輩が貸してくれました。
スパッツ(足にまく雪よけ)も貸してくれました。やったー。
初のアイゼン着用。付け方が分からず、悪戦苦闘。
ほんとに寒い山だったら、もたもたしていたら生死にかかわるかも。
アイゼンをつけると
文字どおり「サクサク」のぼれます。
すげ~、アイゼン!
その機能性の高さに感動です。
尾根まででると、展望もよく、雪もきれいでした。
結構積っているようで、標識が埋まっています。
ここから尾根を歩いて「駒ケ岳」、「黒檜山」に向かいます。
尾根は雪が高く積っていて、雪山って感じです。
気温はそれほど低くなく、午前中は日差しも強かったため、
まったく寒くありませんでした。
シャツ2枚に、トレッキング用のパンツで十分。
駒ケ岳までいくと、今度は下りで、
大タルミというところを通ります。
大タルミからは登りで、黒檜山に向かいます。
黒檜山の手前が結構急でした。
黒檜山に到着と思ったら、手前の神社でした。
後で気づきましたが、このときはここが黒檜山だと思ってしまい、
ここで昼食を作ることに。
今日は、キムチ雑炊を作ります。
野菜と豚肉、キノコも持ってきました。
すぐに作れるように、カット済。
これらをいれてグツグツ。
あっと、ちょっと失敗。
先にご飯を入れてしまい、水を吸ってしまいました。
これでは、豚肉や野菜が煮えない。
豚肉と野菜は別にして火を通すことに。二度手間でした。
できあがり。
今回、山用に購入した木のおわんでいただきます。
食器が、金属だと、冬の山ではすぐに食べ物が冷えてしまったり、
極限に寒いと、口に食器がくっついてしまう。
と、雑誌に書いてありました。
で、木のおわんにしたのですが、杞憂におわりました。
でも、なんかいいでしょ。
ご飯を食べたら、下山です。
出発。このときすでに13:00。
まあ、なんとか日没までには下山できそうですが、もう少し早く行動しなくてはと反省。
で、少し進むと「黒檜山」の看板が。
本物はこの先にあったようです。
一応、頂上にも立ち寄り、下山開始。
下りは、雪がいっぱいあり、これこそ雪山って感じでした。
こっち側から登ったら、もっとアイゼンちゃんの本領を発揮できたかもしれません。
さらに、こっち側からだと、大沼もよく見えました。
凍った湖面が美しく輝いています。
この光景は、午後ここを通らなければ見れなかったなと、いいように考えてみました。
2時間ほど、下ったでしょうか。下の一般道へ。
ついでに湖のほうにも寄ってみました。
ほんとに凍っています。
よくみるとワカサギ釣りのテントが見えます。
せっかくなので僕も湖に立ってみました。
パリパリっと割れて、
足がズボッ。
なんてことにならないかと、ひやひやしながら氷に乗ってみると、
ビクともしません。
湖に立ったのも初体験。
雪山はすべてが初体験。
とは、これまた、雑誌の引用ですが、まさにその通り。
最高の初雪山でした。
やみつきになりそうです。
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