雪山デビュー

sanche

2012年01月20日 14:43

今日は、僕の住む所沢でも雪が降りましたが、

昨日、初めての雪山に登ってきました。


雪山といっても、初めてなので&一人なので、

安全に登れる山を検索。


ヤマレコという登山の記録専門のサイトがあり、

そこで探すと、ありました。


比較的低い山で、

それほど距離もなくて、

ちゃんと雪がある山。


それは、赤城山です。


名前は有名ですが、登山の山としてはあまり名前のあがらない山ではないでしょうか。


4時間程度で、登って来れて、それなりに雪もある。

あんまり雪がありすぎると、コースがわからなくなるので、

人が通った跡がしっかりあることも重要。

それらの条件を満たした山でした。



朝、8:30、所沢を出発。

遅っ! (ふつう、山ヤの人は、早出早着をモットーとしています)


10:30に赤城山麓の大沼という湖に到着。



湖は氷が張っていました。

いつもはワカサギ釣りができるようなんですが、

セシウムの影響で、今は自粛中だそうです。(どこかに書いてあった)


ちなみに、赤城山という山はそうです。

このあたりの山一帯を赤城山というようです。

八ヶ岳という山がないのと一緒ですね。


で、登るは、「駒ケ岳」「黒檜山(くろびさん)」


駒ケ岳登山口からスタート。



すこし登ると、手すり付きの階段が、雪で埋もれていました。



ここは、登山靴では滑って登れません。

そこで登場。

じゃじゃーん



アイゼンです。

雪山行くということで、職場の先輩が貸してくれました。

スパッツ(足にまく雪よけ)も貸してくれました。やったー。


初のアイゼン着用。付け方が分からず、悪戦苦闘。

ほんとに寒い山だったら、もたもたしていたら生死にかかわるかも。


アイゼンをつけると

文字どおり「サクサク」のぼれます。

すげ~、アイゼン!

その機能性の高さに感動です。


尾根まででると、展望もよく、雪もきれいでした。
結構積っているようで、標識が埋まっています。



ここから尾根を歩いて「駒ケ岳」、「黒檜山」に向かいます。


尾根は雪が高く積っていて、雪山って感じです。



気温はそれほど低くなく、午前中は日差しも強かったため、

まったく寒くありませんでした。

シャツ2枚に、トレッキング用のパンツで十分。

駒ケ岳までいくと、今度は下りで、

大タルミというところを通ります。


大タルミからは登りで、黒檜山に向かいます。

黒檜山の手前が結構急でした。


黒檜山に到着と思ったら、手前の神社でした。



後で気づきましたが、このときはここが黒檜山だと思ってしまい、

ここで昼食を作ることに。



今日は、キムチ雑炊を作ります。

野菜と豚肉、キノコも持ってきました。

すぐに作れるように、カット済。

これらをいれてグツグツ。


あっと、ちょっと失敗。

先にご飯を入れてしまい、水を吸ってしまいました。

これでは、豚肉や野菜が煮えない。


豚肉と野菜は別にして火を通すことに。二度手間でした。



できあがり。

今回、山用に購入した木のおわんでいただきます。



食器が、金属だと、冬の山ではすぐに食べ物が冷えてしまったり、

極限に寒いと、口に食器がくっついてしまう。

と、雑誌に書いてありました。

で、木のおわんにしたのですが、杞憂におわりました。

でも、なんかいいでしょ。


ご飯を食べたら、下山です。

出発。このときすでに13:00。

まあ、なんとか日没までには下山できそうですが、もう少し早く行動しなくてはと反省。

で、少し進むと「黒檜山」の看板が。



本物はこの先にあったようです。



一応、頂上にも立ち寄り、下山開始。

下りは、雪がいっぱいあり、これこそ雪山って感じでした。



こっち側から登ったら、もっとアイゼンちゃんの本領を発揮できたかもしれません。

さらに、こっち側からだと、大沼もよく見えました。

凍った湖面が美しく輝いています。



この光景は、午後ここを通らなければ見れなかったなと、いいように考えてみました。

2時間ほど、下ったでしょうか。下の一般道へ。



ついでに湖のほうにも寄ってみました。



ほんとに凍っています。

よくみるとワカサギ釣りのテントが見えます。



せっかくなので僕も湖に立ってみました。

パリパリっと割れて、

足がズボッ。

なんてことにならないかと、ひやひやしながら氷に乗ってみると、

ビクともしません。



湖に立ったのも初体験。

雪山はすべてが初体験。

とは、これまた、雑誌の引用ですが、まさにその通り。

最高の初雪山でした。

やみつきになりそうです。



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